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人生の残りも少なくなってきました

よういどん

去年の12月母親が死んだ。父親も数年前に死んだ。ついに順番が来た。母親は戦前の多産の時代の末っ子だった。子供の頃覚えきれないくらい沢山いたおじさん・おばさんも皆いなくなった。いとこ達も少なくなってしまった。運動会で言えば同世代の徒競走になってヨウイドンで走る順番がきた。いとこ達・兄弟・友人たち誰が先にゴール(あの世に)に着くかわからないが、30年以内にほぼ全員ゴールするだろう。
車に例えれば赤ん坊は新車、60代は中古車。70代はいつ壊れても不思議ない古車。体がボロボロになっている。健診のたびに1ヶ月以内に入院療養しているかもしれないと思う。
日々を愛おしみ、生きて毎日を過ごせる事に感謝しながら過ごしたいと思う。今年も春には桜を見たいものだ。


散る桜残る桜も散る桜 良寛

青鮮やかな明るい新世界

最近両眼白内障の手術の手術をしました。有給休暇とって休んでいるのでプログ更新頻回にできている。片目から手術しているので、術眼と白内障の目との比較ができた。術後は明るくなった、特に青が鮮やかみえる。パソコン画面や携帯は眼鏡なしでもみえる。今のところ術後は順調に進んでいる。老眼・近眼・乱視だったが、視力だけ若返った。

マルクスアウレリウス

マルクスアウレリウス の言葉
「朝目覚めた時 生きて呼吸し 考えたり 楽しんだり 愛したり出来る 貴重な恩典を考えよ」


「死は私たち全員に微笑んでいる、人が出来ることは微笑み返すことだけだ」


「貴方は外界の出来事は支配できないが自分の心を支配できる力を持っている」


「幸福な生活は、貴方の中にある見方考え方次第である」


外界のどうすることもできない出来事はそのままにして、心の持ちようを何とかする。過去は変えようがない。まだ起こっていない未来は考えても仕方がない。今できることを懸命にすること。朝生きて呼吸ができて手足が動くのは良いことだと時々本気で思う。
結局最初のプログ記事に戻ってしまう。


浜までは海女も蓑着る時雨かな 滝瓢水

赤子は泣きながら生まれてくる

世界的に物価が上がっています。燃料費の高騰などの影響で日本もこれからどんどん上がってきそうです。隣の国でもバブルが崩壊して報道管制の裏では阿鼻叫喚になっているでしょう。金が全ての国民にとって財産が溶けていくのは地獄でしょう。
日本も高齢化が進みバブルを経験したことのない世代は貯蓄も財産もなく人生100年時代を迎える事になります。現在の高齢者はそれなりに財産や貯蓄もあり何とかしのげるが、これから後の世代はむつかしいと言われています。


老子「天地不仁、以万物為芻狗」
天地に情はない、万物を藁の犬とする
シェイクスピア リア王
「子供が気まぐれに虫けらをいじるように、神々もわれわれを弄ぶ。
神々は戯れにわれわれを殺すのだ。」
不条理・非情・裏切り・噓の多い世の中で阿鼻叫喚の苦しみを耐えている人も多い
隠れた涙・声なき慟哭もある


シェイクスピア リア王
「人間はこの世に生まれ落ちるやいなや、阿呆ばかりの大きな舞台に突き出されたのが悲しくて、誰もが大声をあげて泣き叫ぶ。」
赤ん坊は泣きながらこの世に生まれてくる。この世でこれから経験する不公平・背信・不条理・非情・不運を予見してなら、あなたも生まれた時泣き叫ぶ?

恍惚老人

認知症の講演会に行ったことがある。70歳から増加するので絶対に認知症にならない方法は70歳前に死ぬことだそうだ。認知症が脳の老化現象ならば遅らせるはできてもいつかはなる。人は2種類に分けられるそうだ、認知症の人とこれから認知症になる人とに。
いちばんの理想はPPK(ピンピンコロリ)だが、徘徊や易怒老人になり妄想に取りつかれ、弄便しながら死んでいくのは耐えられない。


認知症の予防といえば
生活習慣病の治療や老年症候群の予防
栄養や運動
プログなどの知的活動
出来るだけ長く働く(ボケ防止)などあるけれど


健康寿命を出来るだけ伸ばしてボケないように生きていても、いつかは健康寿命が尽きその後に配偶者と銀行預金に先立たれる、その後冴えた頭のまま病苦と向き合いながら生活の心配をすることになる。それもキツイ


いつもニコニコしながら上機嫌でボケている恍惚老人もいる。
認知症が避けられないなら恍惚老人が理想かもしれない?